小学校高学年から中学生になるころの事。
年末になると、レコード大賞の予想がみんなの共通の話題となりました。
今とは違って権威のある賞でした!
当時は政治家も権威のある商売でした。
自民党内での三角大福中の権力争いは、レコード大賞と同じくらいみんなの話題になったものです。
戦後の総理大臣の順番なんて、たいていの人が言えた気がします。
今みたいに
「安倍さんの前の総理は誰じゃったかなあ?」
「小泉さんかなあ…」
などという、阿呆会話はありえん話でした。
金権政治と経済政策の失敗で田中角栄内閣が退陣した後、三角大福中のそれぞれの嫌らしい思惑で、少数派閥の三木武夫が首相に指名されました。
就任時の挨拶で「晴天の霹靂」という日本語でありながら、日本国民のほとんどが知らない言葉を使いました。
この後、ちょっと驚いた事があると、みんな晴天の霹靂だ!と言ってましたね(^ ^)
今なら流行語大賞間違いなしですね!
ただ、三木さんは、晴天の霹靂以外はあまり目立つこともなく、ロッキード事件の田中角栄を逮捕したくらいで、最後は味方がおらず、三木おろしにあって、何の改革も出来ずに退陣してしまったんですね。
実力の無い人が、国家のトップに立ってはいけません…
その後も日本では、全然、この時の教訓がいかされとらんけどね(^^;;
今朝は、晴天の霹靂という映画を観てきました。
劇団ひとり初監督作品。
この人も才能がある人ですね。
柴咲コウを母親役にキャスティングしたのがGoooooDでしたね!
昔から大好きです(。-_-。)
年取っても美しい!
映画の後のお楽しみは、大祐庵の蕎麦。
北海道産のそば粉で作る十割そば!
お値段は張りますが、間違いなく美味い(^_−)−☆
最近、ファンになりました(^o^)/